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VHS Volume Helical Shuttle 〜Wide Coverage 4Dに対する新しい技術〜

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はじめに

 過去10年間にCTは、シングルCTから64列のMDCTへと進化し、その検出器のZ軸方向の撮影領域を広げて来た。その結果、現在のCTは、より短い時間で、広範囲を検査することが可能となった。しかしながら、40mmを超えて検出器の撮影領域を広げると、コーン角の影響やヒール効果(広範囲X線ビームを出した場合に発生するX線強度や焦点サイズのばらつき)、そして散乱線などの広く知られた物理現象により、画質は劣化する。GEは上記の点を考慮し、画質のトレードオフなしで、より広いZ軸方向カバレージを達成するために、新しくVolume Helical Shuttle(以下VHS)を開発した。

概念

 VHSは、患者テーブルがノンストップで連続往復撮影し、経時的なデータを収集していく新しいテクノロジーである。CTのクレードルは、すばやく且つスムーズに、そして正確に患者を動かすために超高精度なモータードライブを使用している。その結果、テーブルは227Kgの最大荷重の下で、0.25mmの位置精度を保ってスキャンする能力を持つことが出来た。
VHSは、最大312.5mmの広範囲4D撮影を可能とし、0.01mm単位の位置情報をリアルタイムにフィードバック制御することにより、正確な4D画像やPerfusion用の撮影が可能となる。

利点

 VHSではより幅広い領域を撮影する場合でも、40mmビームを使用するため、図1のようにコーン角、ヒール効果、および散乱線の影響が少ないことでCT値が安定し、ノイズを抑え、良好な画像を得ることが出来る。
つまり、VHSは広範囲の面検出器システムと比べて下記のような利点を持つ。

・Cone beam artifactの影響が少ない
・X線管球のヒール効果の影響が少ない
・散乱X線の影響が少ない

図

図1:VHSとワイドカバレージCTの違い

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