頭部・頸部全般 case3

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3D-DSAに過去に撮影したプレーンCTの画像をFusion させることで3D-DSA に骨情報を付加します。
3D-subで分解能の高い血管像を描出し、CTは骨のVR表示を行います。
実際に、本症例では内耳道内に動脈瘤がはまり込む形で存在していることがわかりました。
撮影当初は、クリップ術での治療方針と考えられたが、こちらのFusion画像を確認し、血管内治療の方針へとなりました。
内耳道内動脈瘤のクリップ術では、内耳道を開放し母血管および動脈瘤を露出するため、
脳神経を損傷するリスクを回避することは困難とされている。
そのため、動脈瘤が内耳道内か否かを同定することが重要である。

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