2011年7月7日

GEヘルスケア・ジャパン
武田薬品工業と研究用機器の資産一括管理契約を締結

GEヘルスケアのScientific Asset Servicesを提供

GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市/代表取締役社長:川上潤)はこのほど、武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:長谷川閑史)と、同社が保有する研究用機器などの資産管理をGEヘルスケア・ジャパンに一元的に委託する「Scientific Asset Services(サイエンティフィック・アセット・サービス:SAS)」を開始することで合意しました。
この合意に基づき、GEヘルスケア・ジャパンは、本年2月に竣工した武田薬品工業の湘南研究所(神奈川県藤沢市、鎌倉市)と大阪工場地区にあるCMC研究センター(大阪府大阪市)に同社の専門チームを常駐させ、研究機器の資産管理や定期点検のスケジュール調整などのメンテナンス業務を、機器の供給元のメーカーに関わらず一元的に管理します。

今回の合意に際し、武田薬品工業の長谷川閑史 代表取締役社長は、「本サービスを導入することで、当社の研究者が本来の研究業務に一層集中できる環境が整備できます。特に今秋の本格稼動を目指す湘南研究所においては、研究開発生産性の向上に向けた新たな取り組みのひとつと位置づけており、今後も様々な取り組みを通じて画期的な新薬創出を目指してまいります」と述べています。

GEヘルスケア・ジャパンは今回の武田薬品工業からのサービス受託を機に、製薬企業をはじめとする新規顧客に積極的に研究開発用機器の資産管理サービスを広げることで、顧客の競争力向上への貢献を目指します。また、マルチベンダーサービスの加速に向け国内企業との協力体制を強化し、SASのさらなる質の向上も図ります。加えて、SASとあわせて既存のライフサイエンス(生命科学)分野の製品群のサポートも充実させ、製薬企業における医薬品の研究開発スピードのアップ、さらには国内の医薬業界のより一層の発展に寄与することを目指します。

米GEの副会長であり、Global & Growth Operationのトップとして米国外で展開する全事業を統括し、今回の武田薬品工業との契約締結も積極的に推進してきたジョン・ライスは、「このたび当社のSASを日本の製薬最大手である武田薬品工業株式会社にご提供することができ大変光栄です。GEの総力を結集して1日も早くサービスを軌道に乗せ、同社の研究開発の生産性向上に貢献するとともに日本の新薬創出に寄与してまいります」と述べています。

Scientific Asset Services(SAS)の特長

  1. 顧客研究員の生産性を大幅に向上
    GEヘルスケア・ジャパンの専門チームが顧客に代わって、定期点検のスケジュール管理や機器メーカー・サービス会社の訪問日程の調整、現場での応対を担当。研究員はメンテナンスなどの副次的業務に時間を取られることなく、常時専門の研究開発に集中できるようになるため、研究開発の生産性が高まります。
  2. 研究開発用機器のさらなる有効活用、ダウンタイム短縮が可能
    GEヘルスケア・ジャパンが顧客施設全体の研究開発用機器の稼動状況を一括管理することで、研究所間での遊休機器の取り回しやワークフローの最適化、複数機器の同時点検などが可能となるため、研究開発用機器の利用効率を大幅にアップします。また、各装置の稼働状況に応じて、機器構成全体を見据えた効率の良い点検スケジュールを組むことができます。さらにGEヘルスケア・ジャパンの専門チームが顧客の施設に常駐し(オプション)、修理依頼に迅速に対応できるため、機器のダウンタイム(機器の非稼動時間)短縮につながります。
  3. 継続的なコストの最適化を実現
    これまで各部品メーカーが個別に手掛けていたのと同等のメンテナンス(保守点検・修理)を、GEヘルスケア・ジャパンの専門チームが一元的に提供可能。そのため、顧客はこれまで各供給元に個別に支払っていた人材派遣料などのコストや修理履歴、点検項目などを最適化でき、その結果全体のサービス関連費を継続的に見直せるようになります。